[ヘルシンキ 20日 ロイター] – フィンランド議会は20日、4月の総選挙で第1党となった中道右派の国民連合のペッテリ・オルポ党首を首相に選出した。極右勢力を含む右派連立政権が発足する。
オルポ氏は中道右派の国民連合、極右「フィン人党」、スウェーデン人民党、キリスト教民主党による連立政権を率いる。
財務相にはフィン人党のプーラ党首が、外相には国民連合のナンバーツー、エリナ・バルトネン氏が就任する。
オルポ氏は財政保守派で、選挙戦では歳出削減による財政赤字の縮小、減税、民間部門の雇用創出を訴えた。また難民枠を削減し、外国人の就労ビザや市民権取得の条件を厳しくする方針。