[モスクワ 14日 ロイター] – ロシア中央銀行は14日、主要政策金利について討議するために15日に臨時会合を開くと発表した。これを受け、急落していたロシアの通貨ルーブルは上向き、1ドル=100ルーブルの水準を回復した。

中銀は臨時会合の結果をモスクワ時間15日午前10時半(日本時間午後4時半)に発表する。

ルーブルは14日の取引で一時1ドル=101.75ルーブルまで下落し、約1年5カ月ぶりの安値を更新。中銀の臨時会合開催の発表を受け上昇に転じ、1.8%高の1ドル=97.62ルーブルとなった。

中銀行は7月21日の前回会合で主要金利を1%ポイント引き上げ8.5%とすると決定。昨年9月以降7.5%に維持していたが、約1年ぶりに利上げに踏み切った。次回の定例会合は9月15日に予定されている。