[14日 ロイター] – 米疾病対策センター(CDC)は14日、今年の新型コロナウイルス感染症と呼吸器合胞体ウイルス(RSV)感染症、インフルエンザによる入院患者総数は昨年並みで、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)前の水準を上回るとの見通しを示した。
CDCはまた、インフルエンザとRSV感染症の患者は秋から冬にかけて増加するとみている。この3つのウイルスに対するワクチンは秋には配布可能になるという。
CDCは12日、米製薬大手ファイザー(PFE.N)および独ビオンテック(22UAy.DE)、米モデルナ(MRNA.O)のコロナ改良ワクチンの幅広い使用を推奨した。 もっと見る
米国では呼吸器疾患を引き起こすRSVや新型コロナ感染者の増加と、インフルエンザの例年よりも早い流行を背景に、3つのウイルスが同時流行する「トリプルデミック」の懸念が高まっている。