[サンフランシスコ 6日 ロイター] – 米グーグルの持ち株会社アルファベット(GOOGL.O)は6日、人工知能(AI)基盤技術で高性能の「Gemini(ジェミニ)」を投入すると発表した。動画や音声、文章などを学習し、複雑な処理をこなすことが可能となる。
同技術の一部を自社で開発した生成AI「Bard(バード)」に搭載し、提供を開始する。
アルファベットは、異なる量の処理能力に対応するジェミニの3つのバージョンを開発。最上位版は高い処理能力があり、データセンターで活用できるほか、軽量版はスマートフォンなどのモバイルデバイスで効率的に動作するという。最上位版は来年初めにバードに組み込みリリースされる見通し。