▽ウクライナ当局、「ロシアが北朝鮮のミサイル使用」 破片公開<ロイター日本語版>2024年1月7日午後 1:21 GMT+918時間前更新
[ハリコフ(ウクライナ) 6日 ロイター] – ウクライナ東部ハリコフの地方検察庁は6日、ロシアが北朝鮮から提供されたミサイルでウクライナを攻撃した証拠として、ミサイルの破片を公開した。
ゼレンスキー大統領の上級顧問は5日、北朝鮮提供のミサイルを1月2日にロシアが使用したと主張。ウクライナ侵攻開始以来初めてだと述べていた。
検察庁のチュベンコ報道官は、ハリコフを攻撃した数発のミサイルのうち1発は、見た目も技術的にもロシアのものとは異なっていたと説明した。さらに、報道陣へ破片を示しながら「あまり近代的な製造方法ではない。以前ハリコフが攻撃された際に見た、ロシアの標準的な(短距離弾道ミサイル)イスカンデルとは異なっており、北朝鮮のミサイルに似ている」と述べた。
イスカンデルよりも直径がわずかに大きく、部品も違っているという。同報道官は、ミサイルの具体的な名称については明言しなかった。
北朝鮮は2006年に初めて核実験を行って以来、国連から武器禁輸措置を受けている。
関連情報
▽上川外相がキーウ訪問、NATO基金に3700万ドル拠出表明<ロイター日本語版>2024年1月8日午前 10:29 GMT+9
▽プーチン氏、ロシア軍などと契約の外国人に国籍付与へ 大統領令<ロイター日本語版>2024年1月5日午後 2:30 GMT+9
▽ロシアが対ウクライナで北朝鮮提供の弾道ミサイル使用、英も非難<ロイター日本語版>2024年1月5日午前 8:19 GMT+9
▽ロシア、北朝鮮のミサイルでウクライナ攻撃 安保理に米政府報告へ<ロイター日本語版>2024年1月5日午後 2:26 GMT+9
▽ロシア、ウクライナ中部を攻撃 クリミア上空でミサイル迎撃<ロイター日本語版>2024年1月5日午前 3:53 GMT+9
▽ロシアハッカー集団、ウクライナ通信大手に5月以降侵入=保安局<ロイター日本語版>2024年1月4日午後 6:12 GMT+9