
[14日 ロイター] – 米政府は14日、イランの海運ネットワークの機能を妨げる取り組みを強化するため、新たな制裁を科した。同ネットワークが原油販売などを巡る既存制裁の回避を助けていると主張している。
米財務省によると、モハマド・ホセイン・シャムハニ氏に関連するネットワークに対する今回の措置は、イラン政府への経済的圧力を強めるための同省による最新の取り組み。
同省はシャムハニ氏のネットワークについて「イランの石油輸出を支える主要な存在であり、世界的なコンテナ海運や商品取引にも事業を拡大している」と指摘した。
ベセント財務長官は「イランの体制が米国の国家安全保障と世界の海運を脅かし続けることを可能にしている金融インフラを遮断する」と述べた。
財務省によると、今回の措置は米国が今年4月および昨年に発動した制裁をさらに強化するもので、米政府はこれまでにシャムハニ氏の傘下で活動する200を超える個人・団体・船舶を制裁対象にしている。
制裁により、指定された対象者の米国内資産は凍結され、米国人がこれらの対象者と取引することも禁じられる。