【パリ時事】フランスのマクロン大統領は26日、サウジアラビア人記者ジャマル・カショギ氏が殺害された事件を受け、ドイツなどが対サウジ武器輸出の凍結を呼び掛けていることについて「事件とは無関係だ」と同調しない考えを示した。スロバキアのブラチスラバでの記者会見で語った。
サウジはフランスにとってインドに次ぐ武器輸出先。マクロン氏は「問題を混同すべきではない。(輸出凍結の主張は)大衆扇動的だ」と持論を展開。制裁を発動するなら武器だけでなく、自動車などの分野でも輸出を停止すべきだと訴えた。
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