【ワシントン時事】来年秋の米大統領選に向けた民主党の候補者指名争いで、NBCテレビなどは17日、先週の第3回テレビ討論会後に行った世論調査結果を伝えた。バイデン前副大統領が2カ月前と比べ5ポイント増の31%、ウォーレン上院議員が同6ポイント増の25%となり、他候補を引き離した。
3位のサンダース上院議員は同1ポイント増の14%。それ以下では、ブティジェッジ・インディアナ州サウスベンド市長が7%と2カ月前の水準を維持。ハリス上院議員が同8ポイント減の5%と失速し、中華系起業家のヤン氏が同2ポイント増の4%に支持を伸ばした。
一方、各候補に対する支持の度合いを測る質問では、ウォーレン氏に対して「情熱的」と答えた人が、3カ月前から9ポイント増の35%に上昇。サンダース氏の25%、バイデン氏の23%をそれぞれ上回った。