▽アフガニスタン撤収完了をうけてバイデン大統領が会見
・(トランプ氏が仲介した合意の下で)「昨年、約5000人の囚人が釈放された。この中にはタリバン軍の幹部が含まれていた」
・「私の大統領就任時には、タリバンの軍事勢力は2001年以来最強になっており、すでにアフガニスタンの半分を制圧済、もしくは制圧しつつあった」
・撤収期限について「任意の期限」ではなく、「命を守るため」の期限だったと説明。
「この決定に対する責任を取る。一部では、大規模な退避を早い時期に開始していれば、より秩序だった形で退避が進められたはずだとの見方も出ている。だた、私は同意しない」
「6月、もしくは7月に退避活動を開始していたとしても、退避を望む人々が空港に押し掛けていたはずだ」
▽最後の米軍用輸送機が31日に首都カブールを去って間もなく、タリバンのザビフラ・ムジャヒド報道官はハミド・カルザイ国際空港で記者団に語る。
「イスラム首長国は米国との良好かつ外交的な関係を望んでいる」
▽カタールのムハンマド外相、ドイツのマース外相との共同記者会見で
「われわれが条件を付け始め、取り組みをやめれば、空白が生じる。その空白を誰が埋めるだろうか」
「取り組んでいかないことには安全保障の面でも、社会・経済的な問題の面でも、真の意味での進展は得られない」