[29日 ロイター] – 米モデルナのバンセル最高経営責任者(CEO)は29日、新型コロナウイルスの新変異株「オミクロン」に特化したワクチンの出荷開始に数カ月を要する可能性があるという見通しを示した。

バンセルCEOはCNBCとのインタビューで、オミクロンに対するワクチンの効果は現時点で不明なものの、今後2週間中には一段と明確になる見通しとした。

モデルナは26日、オミクロン株に対する追加接種(ブースター接種)用ワクチンの開発を進めていると表明。既存のワクチンの高用量での投与のほか、複数の変異株に対応できるよう設計されたワクチン候補の試験を進めているとした。