[バリ 16日 ロイター] – 20カ国・地域(G20)首脳会議に出席するためインドネシアのバリ島に集まった主要国の首脳らは、2人の死者が出たポーランドでの爆発を受けて緊急会合を開いている。
ポーランド政府は東部の村にロシア製のロケット弾が着弾したとしている。
米ホワイトハウスによると、会合はバイデン大統領が招集した。
出席者は米国、ドイツ、カナダ、オランダ、日本、スペイン、イタリア、フランス、英国の首脳で、日本以外はいずれも北大西洋条約機構(NATO)加盟国。
会合の冒頭、各国首脳が会議テーブルを囲む様子が見られた。バイデン大統領は、爆発について把握している情報を明らかにできるか記者団に問われ「ノー」と答えた。ロシアの関与の可能性についてはコメントしなかった。
当局者らによると、会合がどのくらいの長さになるかは不明。
ロシアは関与を否定しているが、ポーランドはロシア大使を呼び出して説明を求めた。
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