高市早苗経済安全保障担当相は13日の記者会見で、岸田文雄首相が表明した防衛費増額のための増税方針を批判したことに関し、「間違ったことは言っていない」と語った。「罷免されるなら仕方ない」とも発言。首相はあくまで財源の年内決定を目指す考えで、「閣内不一致」となれば政権への打撃は避けられない。
高市氏は会見で、企業に賃上げや投資を促す税制が必要との考えを強調。「再来年度以降の財源であれば、来年の春闘も見据えて、検討を指示しても良かったのではないか」と語った。首相とは12日夜に首相公邸で約10分間意見交換し、こうした考えを伝えたという。
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