News to The Future
最近の投稿

無職家のつぶやき

ジャーナル(26日)、度し難いまでの「雰囲気の支配」

この週末、自裁して亡くなった西部邁の「知性の構造」(角川春樹事務所刊)を読んだ。著者が自らの思考のあり方を一般読者にもわかりやすく図解しながら解説したものだが、正直いってほとんど理解できなかった。とはいえ、西部の主張する …

ジャーナル(23日)、トランプ政権崩壊への序章

トランプ大統領が22日、中国との貿易戦争に舵を切った。貿易戦争というのはこの段階でいささか先走りすぎているかもしれない。だが、北朝鮮の金正恩委員長との首脳会談に同意した後、同大統領の打ち出す政策は保守強硬派への回帰を鮮明 …

ジャーナル(20日)、フェイスブックにデータ疑惑浮上

フェイスブック(FB)の株価が急落した。連れて米国のITビック5であるアップルやアマゾン、グーグル、マイクロソフトの株価も大きく下げた。日経新聞によると喪失した時価総額は1000億ドル、日本円にして10兆円を超える。たっ …

ジャーナル(19日)、民主主義の基盤

森友学園問題がきっかけとなり、決済文書の書き換えが大問題になっている。野党や評論家、メディアの大半はこの問題を「改ざん」と表現し、公的な文書を事後的に修正する意図的な犯罪行為が行われたことを匂わせている。新聞の論調も大方 …

ジャーナル(16日)、メディアスクラムのストーリー

森友学園への国有地売却をめぐる決済文書改ざん問題は何やらメディアスクラムの様相を呈している。改ざんか、書き換えか、真実はどちらかよくわからない。だが、メディアは新聞もテレビも雑誌も、全てを確認したわけではないが、「改ざん …

ジャーナル(15日)、春闘に変化の兆し

2018年の春闘はきのうが自動車、電機など大手企業の集中回答日だった。例年春闘相場をリードしてきたトヨタが詳細な回答の公表を見送るなど、横並びだった春闘に変化の兆しが出始めた。肝心のベアが全体で定昇込みでどのくらいの水準 …

ジャーナル(14日)、ティラーソン国務長官解任

トランプ大統領がティラーソン国務長官の解任に踏み切った。後任はCIA(中央情報局)のポンペオ長官である。共和党内で草の根民主主義を標榜するティーパーティー派の支援を受けて下院議員に当選した保守強硬派として知られる。時事通 …

ジャーナル(13日)、神経ガスによる凄惨な殺人事件

財務省が国有地売却に関連した決済文書を書き換えた問題が全てのメディアのトップを飾っている。それほど重大な問題だということだ。そう思いつつ今朝目に留まったのは、英国のメイ首相が元スパイ襲撃事件に関連して「ロシアに責任ある疑 …

ジャーナル(12日)、同じ轍を踏むトランプ大統領

きょうの日経新聞朝刊に気になる記事が出ている。「日本から情報が 北朝鮮サイバー部隊の実態」という記事だ。それによると金正恩委員長の直属の部隊として設置されている北朝鮮のサイバー攻撃部隊は、「2月、国連制裁に関わる文書を日 …

ジャーナル(9日)、光が消え始めたトランプ政権の経済政策

「朧気(おぼろげ)」というのは物事が霞んでぼんやりする状態を指している。「朧気化」という言葉があるかどうかわからないが、最近のトランプ政権の政策を見ていると朧気化しているような気がする。大統領は予定どおり鉄鋼とアルミに輸 …

ジャーナル(8日)、体制保証は納得できず

ひょっとするとトランプ大統領と金正恩委員長のトップ会談が近づいているのかもしれない。連日の北朝鮮報道を見ながらふとそんな気がした。平和的に問題が解決できるならそれにこしたことはない。気になるのは北朝鮮が体制維持の保証を求 …

ジャーナル(7日)、進歩なき国際政治のデジャブー

昨夜来のニュースを見ながら、北朝鮮による「ほほえみ外交」は事態打開の切り札にならないだろうと感じた。むしろ韓国は朝鮮半島の非核化を難しくしている。このままでは結局、過去の歴史が示すように北朝鮮による「時間稼ぎ」に手をかす …

ジャーナル(6日)、一難去ってまた一難

イタリアの総選挙はEU懐疑派が勝利した。上下両院とも懐疑派が多数を占め、民主党を含む左派連合は劣勢。与党・民主党のレンツィ前首相(43)は選挙結果を受けて党首を辞任すると表明した。EUの盟主であるドイツでは半年に渡る連立 …

ジャーナル(5日)、将棋界の“珍事”

将棋の名人戦予選リーグで、6人のプロ棋士が6勝4敗で並ぶという“珍事”が起こった。読売新聞によると4人によるプレーオフは過去3回行われているが、6人は名人戦史上初めてという。藤井聡太6段の快進撃がきっかけとなって、このと …

ジャーナル(2日)、物価上昇への予兆

アマゾンが納入業者や出店業者に上昇する物流コストを転嫁し始めた。日経Web版によると「通販サイトに出店する店舗の商品の配送を代行するサービスの手数料を引き上げる。大型商品では1~2割の増額となる。物流コストが上昇するなか …

ジャーナル(1日)、裁量ってなに

安倍首相は働き方改革関連法案から裁量労働制の対象拡大を可能当する法案を削除することを昨夜決めた。今国会の目玉の法案が野党の要求によって一部修正されることになる。与野党の駆け引きという点では、久しぶりの野党の勝利だろう。分 …

ジャーナル(28日)、ここでも格差は拡大する

本日付の日経新聞によると人手不足が深刻化する中で、新卒の初任給にも格差拡大の動きが広がってきた。これまでほぼ横一線だった大卒初任給だが、激烈な人材獲得競争を反映して大きく開き始めている。同紙によると「800万円の年俸を提 …

ジャーナル(27日)、惰眠を貪る脳細胞

毎朝ネットサーフィンをしながらニュースを見るというのが日課になっている。毎日、コンスタントにニュースを読みたいのだが、現実の生活の中でなかなかクリアーに日課を消化できない日もある。それでも面白いニュースに行き当たった時は …

ジャーナル(26日)、若者礼賛

平昌オリンピックが閉幕した。日本が獲得したメダルの数は金が4個、銀が5個、銅が4個の合計13個。史上最高である。メダルの数以上に選手が勝っても負けても、皆堂々と競技に臨んでいた。この1点だけでも隔世の感がある。一昔前まで …

ジャーナル(23日)、スーパーの値下げは正しいか

きょうのテーマは値下げ。西友がきのう食品・日用品約500品目を平均約7%値下げすると発表した。スーパーが競い合って繰り広げている値下げ合戦の一環である。こうした値下げはマクロ経済的に見て本当に正しいのだろうか。こんなこと …

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