
衆院選から一夜明け、会見に臨む中道改革連合の野田佳彦共同代表(左)と斉藤鉄夫共同代表=2月9日午後、東京・永田町の立憲民主党本部(成田隼撮影)
中道改革連合の野田佳彦、斉藤鉄夫両共同代表は9日の執行役員会で、衆院選惨敗の責任を取り、いずれも共同代表を辞任する意向を表明した。野田氏は執行役員会後の記者会見で「私と斉藤氏から、今回の歴史的大敗の責任を取って辞任したいと話した」と明らかにした。
野田氏は辞任後の新体制構築に向けて、18日に召集される見込みの特別国会前に党代表選を実施する考えを示し、11日に議員総会を開いて日程などの詳細を提案すると述べた。党幹部によると、12日告示、13日投開票の日程とする方向で調整が進められている。出馬に必要な推薦人は党所属議員10人となる見通し。
中道は8日投開票の衆院選で、公示前勢力の167議席から118減の49議席となる歴史的大敗を喫した。野田氏は会見で、敗因について「どうしても時代遅れ感が付きまとっていた」と振り返った。その上で、「1+1が2に届かなかった場合は失敗だといってきた。結果責任は大きい」と辞任の理由を説明した。
中道は当選した49人のうち、立憲民主党出身は21人に対し、公明党出身は28人に上る。比例代表の名簿登載順で公明出身の候補が上位に優遇されたためで、立民側には不満もくすぶっている。こうした事情を念頭に、公明出身の党幹部は「今はしっかりと党がまとまるべきだ」と話し、公明出身者は党代表選には出馬しないことを示唆した。
