中道改革連合を離党した立憲民主党出身の泉健太・立民元代表と大島敦・元総務副大臣が、新党「民主改革の会」に入党しない意向であることが18日、分かった。民主改革は離党した立民系衆院議員20人全員の入党を求めていたが、早くも頓挫した。
泉氏は18日夜、自身のX(旧ツイッター)を更新し、「民主改革の結党に参加しない」と表明した。大島氏も同日、読売新聞の取材に新党に参加しない考えを明らかにした。
▽政党交付金の扱い「違うんじゃないか」中道離党の泉健太氏、民主改革の会に入党せず<サンケイ新聞Web版>2026/9/19 09:48
中道改革連合を離党した泉健太衆院議員(京都3区)は18日、ユーチューブの自身の公式動画で、中道を離党した立憲民主党出身者が結成した新党「民主改革の会」に入党しない意向を表明した。中道に所属議員1人が残り政党交付金を受領する仕組みについて「違うんじゃないか」と述べるなど、理由を説明した。当面は無所属で活動するという。
「損得で考えてはいけない」
泉氏は動画で「民主改革の会に入党しないことを決めた」と明言した。理由として、税金を原資とする政党交付金の扱いを挙げた。「中道に1人を残して政党交付金を受け取る仕組みのいびつさ。今年分は借金の返済のためにという説明があったが、来年以降の分についての説明がまだない」と述べた。
その上で、「政党交付金をどのように扱うかというのは本当に慎重に丁寧にしなければならない。決して政党の損得で考えてはいけないことだという強い思いがあって、現時点で納得のいく状況ができていないということで、結党には参加しないという判断をした。納得しないまま党に入ることはできない」と説明した。
政党交付金に関しては、中道は今年の未交付分約11億6940万円を受領して衆院選の支払いに充てる方針を示しているほか、来年以降も存続すれば年間約17億円を受領することができるとの指摘もある。後者に関し泉氏は、「違うんじゃないかという思いは持った」と語った。
当面は無所属で
泉氏に対しては、党内で意見を述べるべきだったとの批判もある。これについて泉氏は「当然、党内で言ってきた。ただ、急展開だし、執行部しか分からないこともかなりあったので、ぼくらに伝わった時点でしかぼくらも考えることはできない。 最初から分かっている話ではないこともいくつかあったので、分かり次第、執行部に考え方は伝えてきた」と述べた。
自身の今後について、「無所属だ。どこかの党とやり取りしているということはない」と述べた。また、政党の在り方について、政権批判を中心とするのではなく、「国益と民益を考えて発言する政党でなければならない」と強調し、「あるべき政党の姿を求めて仲間を増やしていきたい」と意欲を示した。新党結成に関しては「そんなに簡単ではない」と語った。