【モスクワ時事】アゼルバイジャンとアルメニアの係争地ナゴルノカラバフをめぐる軍事衝突で、両国は新たに「人道的停戦」で合意し、18日午前0時(日本時間同日午前5時)に発効した。ロシアの仲介により10日に停戦が発効していたが、双方は戦闘を続け、停戦崩壊の危機にひんしていた。

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 17日にはアゼルバイジャン第2の都市ギャンジャに砲撃があり、13人が死亡。アリエフ大統領がアルメニアに対する「報復攻撃」を表明するなど緊張が高まっていた。

 事態を受け、ロシアのラブロフ外相が17日にアゼルバイジャンのバイラモフ外相、アルメニアのムナツァカニャン外相と電話会談。ロシアは仲介国としての立場もあり、停戦順守を強く迫ったとみられる。アゼルバイジャンとアルメニアの外務省は17日夜にそれぞれ人道的停戦で合意したと発表した。