18日から19日朝(日本時間)にかけて、国際的に重要度が高いと思われるニュースを重要度順に10本選びました。
1. トランプ大統領、ホルムズ海峡を「新たな米国領土」と宣言(8/18)
トランプ米大統領は18日、ホルムズ海峡を「新たな米国領土」とラベル付けした地図をSNSに投稿しました。これは、イランとの対立が続く中で戦略的水路の一部を米国領と宣言する計画を示唆してから数日後のことです。米国とイランの間で合意期限としていた60日間が期限切れとなった直後の投稿で、イラン国会議長は米国側が数々の譲歩をしない限り海峡封鎖を継続すると表明しています。世界の石油輸送の約2割が通過する要衝を巡る発言で、国際的な緊張と原油価格への影響が懸念されます。 The Media LineForbes
2. UAE、イランからの弾道ミサイル攻撃を数か月ぶりに検知(8/18)
アラブ首長国連邦(UAE)国防省は18日、イランから発射された弾道ミサイル2発を検知したと発表しました。1発は領海外に、もう1発は領海内に着弾しました。これは同国を狙った攻撃としては数か月ぶりのものです。米・イラン間の対立が周辺国を巻き込む形で拡大していることを示しています。 CP24
3. ホルムズ海峡で貨物船が攻撃され1人死亡(8/18)
英海事貿易活動機関(UKMTO)は、ホルムズ海峡で貨物船が攻撃を受け1人が死亡したと報告しました。同海峡を巡る軍事的緊張が実際の人的被害に発展している状況です。 Wikipedia
4. ザンビア大統領選、ヒチレマ氏が再選(8/18)
ザンビア選挙管理委員会は18日、ヒチレマ大統領の再選を宣言しました。得票は295万票余りで、対立候補ムンドゥビレ氏の185万票余りを100万票以上上回りました。ただし野党側からは選挙運営を巡る懸念の声も上がっています。アフリカ第2位の銅生産国の政治的方向性を左右する選挙です。 Al JazeeraAl Jazeera
5. 英国、ロシアの「報復」警告を受けてもウクライナへの軍事支援継続を確認(8/18)
英首相アンディ・バーナム氏は、ロシアが英国製ドローンによるロシア領内深部への攻撃を許可したことに「報復」を警告する中、英国が引き続きウクライナへの軍事支援を続ける方針を確認しました。ロシア・NATO間の緊張継続を示す動きです。
6. フィリピン・ザンボアンガの中学校で銃乱射事件(8/18)
フィリピン・ザンボアンガ市のアテネオ・デ・ザンボアンガ大学附属中等部で銃乱射事件が発生し、加害者本人を含む生徒2人が死亡、9人が負傷しました。 Wikipedia
7. ハンガリーでバカ新大統領が就任(8/19)
元最高裁長官のバカ・アンドラーシュ氏が圧倒的多数でハンガリー大統領に選出され、19日に就任予定です。与党フィデスと連立パートナーが候補者を擁立せず、野党ティサ党候補として無投票で選出されました。反オルバン政権の動きとして注目されます。 Wikipedia
8. ポーランド、ロシアによる暗殺計画阻止を発表(Aug 13発表、継続報道)
ポーランドのトゥスク首相は、ウクライナ系米国人をワルシャワで殺害しようとしたロシアの計画を未然に阻止したと発表しました。NATO加盟国内で米国市民を狙ったロシア指令の攻撃計画としては初めてのケースとされています。ロシアの対外工作活動の激化を示す事案として引き続き注目されています。 PBS
9. ルーマニア領空でスペイン軍機がロシアのドローンを撃墜(8/16)
スペイン空軍のF/A-18ホーネット機が、ルーマニア領空に侵入したロシアのドローンを撃墜しました。NATO加盟国領空でのロシア機・ドローンへの直接的な武力対応であり、ロシア・NATO関係の緊張の高まりを象徴する事案です。 Wikipedia
10. クウェート、イランのドローンを迎撃(進行中の中東情勢の一環)
クウェート国防省は、同国領空に侵入したイランのドローンを探知・迎撃したと発表しました。米・イラン対立が湾岸諸国全域に波及している状況を裏付ける動きです。 Wikipedia
全体として、この期間は「米・イラン対立の先鋭化(ホルムズ海峡問題)」と「ロシア・ウクライナ/NATO関係の緊張継続」が国際情勢の二大軸となっており、これに加えてアフリカ(ザンビア)とアジア(フィリピン)での重要な国内政治・治安イベントが重なった形です。