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ジャーナル(3日)、2つの“大義”、難解な政局で発揮する決断力

にわか政治記者のつもりでこの1週間、コロナ禍で繰り広げられている自民党の総裁選に解散、総選挙が絡んだ政局をウォッチしてきた。正直いってこの政局の争点がどこにあるのかよくわからなかった。テレビも新聞も菅首相の権力欲とか求心 …

ジャーナル(2日)、後任幹事長は誰だ?一部に石破説も

突風のように吹き荒れた解散風があっという間に萎んだ。菅首相が自ら否定したことによる。解散について首相はどんな嘘をついても許される。特別な決まりがあるわけではない。永田町やメディア、世間の間に暗黙の“了解”がある。きのうの …

ジャーナル(1日)、政局激動、メディアが振り回しているのか振り回されているのか

「二階堂幹事長外し」をきっかけに、きのうからずっと国内政局に絡むニュースを追っているのだが、着地点はなかなか見えてこない。にわか政治記者になったつもりでニュースを眺めているが、勇み足あり、誤報あり、はやとちり・勘違いあり …

ジャーナル(31日)、奇策か起死回生の妙手か、首相、二階幹事長交代へ

今朝ニュースを見ておどろいた。朝日新聞(web版)には「菅首相、二階幹事長交代へ 衆院選は10月17日で調整」とある。日経新聞(同)は「二階幹事長の交代検討 首相、9月にも党役員人事」と見出しをとっている。読売新聞(同) …

ジャーナル(30日)、日本の法制は自衛隊員のジレンマ

アフガニスタンの首都カブール。国際空港で発生したISIS-Kによる自爆テロで米軍をはじめ多くのアフガン人が犠牲になった。幸い日本人は含まれていなかったが、このテロで自衛隊は事前に想定していたい500人程度を輸送するという …

ジャーナル(27日)、アフガニスタンの自爆テロを考える

イスラム教の過激組織タリバンが支配したアフガニスタン。連日国外脱出活動が続く首都カブールの国際空港できのう、自爆テロが発生した。朝日新聞(Web版)によると米中央軍は「米軍兵士13人が死亡し、18人が負傷した。米軍などは …

ジャーナル(26日)、コロナ感染妊婦「救急車たらい回し事件」の隠された真実

千葉県で起こったコロナ感染妊婦の「救急車たらい回し事件」は、医療逼迫の実態を象徴する事件だった。メディアの多くがこの問題を取り上げており、感染者急増が生み出した悲劇であるかのような報道をしている。本当にそうなのか?ダイヤ …

ジャーナル(25日)、コロナ感染拡大下の医療逼迫と日本医師会

23日付で報道された記事が少し気になっていた。YAHOOニュースに転載された共同通信の記事を例にとれば、「厚生労働省と東京都は23日、改正感染症法に基づき都内の全ての医療機関に対し、新型コロナウイルス患者向けの病床確保と …

ジャーナル(24日)、「共同富裕」と「寝そべり族」

中国の習近平主席が最近頻繁に使う言葉、それは「共同富裕」だ。ブルームバーグ(BB)が昨日配信した「習近平主席の『共同富裕』言及が急増-中国の裕福な層への警告か」と題した記事によると、「昨年の演説と会合で共同富裕に30回触 …

ジャーナル(23日)、風雲急を告げる菅政権

横浜市長選挙で菅首相が個人的に推薦した小此木候補が敗北した。自民党の分裂選挙ということもあって、公明党をふくめて与党は早々に自主投票を決めていた。菅首相は地元であり側近の1人である小此木氏が立候補したことを受け、自民党総 …

ジャーナル(20日)、エンゼルス・大谷翔平は“創造的破壊者”

エンゼルスの大谷翔平がきのうのタイガース戦で40本目となる節目のホームランを放つと同時に、投手としても8勝目をあげた。リーグ戦はまだかなりの試合数が残っている。いずれの記録も単なる通過点。YAHOOニュースに長文の賞賛記 …

ジャーナル(18日)、先手必勝、NZアーダーン首相の手腕

コロナ禍で世界中の指導者が極度のジレンマに陥っている。経済を優先すれば感染者が増えるし、感染者を押さえ込もうとすれば経済が回らなくなる。感染が拡大すれば重傷者が急増し死者の数も増える。感染防止で経済を犠牲にすれば生活が破 …

ジャーナル(17日)、アフガニスタン緊迫の情勢、蠢き始めた世界

反政府組織タリバンが政権を奪取したアフガニスタン。今朝のニュースの大半が一夜明けたアフガニスタンの生々しい情勢で塗りつぶされている。バイデン米大統領は戦わずして敗北した政府軍の不甲斐なさを批判する一方で、米軍撤退という自 …

ジャーナル(16日)、ここまできた異常気象、対策は?

オリンピックが終わり、お盆休みも終了したが、日本列島を横断するように覆っている低気圧は一向に去る気配がない。日本気象協会(16日午前4時発表)によると「東シナ海から九州を通り、日本の東に停滞する低気圧」は今週も居座る可能 …

ジャーナル(12日)、空回りする専門家会合のコミュニケーション

新型コロナの感染拡大が止まらない。インド型変異株・デルタ株の猛威になす術もないといった状況が続いている。日本だけではない。世界中がこの変異株を前にたじろいでいる。これといった感染防止対策が見当たらないのだ。きのう、感染対 …

ジャーナル(10日)、現実に戻れば地球環境は瀕死の状態

東京五輪が終了して現実に戻ればそこは地球環境破壊という現実だった。国連の気候変動に関する政府間パネル(IPCC) は昨日最新の報告書を公表した。ブルームバーグによると「温室効果ガスの排出抑制に向け思い切った行動を取らなけ …

ジャーナル(9日)、東京五輪2020閉幕、コロナ禍での祭典が残したもの

東京五輪2020がきのう閉幕した。コロナ禍での強行開催、1年延期された上、無観客という異例の祭典だった。日本選手団の獲得したメダルは金が27個、銀が14個、銅が17個の合計58個。史上空前のメダルラッシュだった。特に目立 …

ジャーナル(6日)、中国の壁は厚く、かつ、高かった、卓球女子団体戦

ロンドンで銀、リオで銅、そして今回の東京2020は銀。3大会連続のメダル獲得である。これだけみれば卓球女子は期待通りの成績を残した。日本中がもっと盛り上がってもいいようなものだが、メディアも国民も意外にクールだ。中国の厚 …

ジャーナル(5日)、田中希実決勝進出、日本人離れした考え方と走力

連日の日本人の活躍に正直いって驚いている。偶然いい結果が出たわけではない。日頃の練習が実を結んでいる。考え方も信じられないほど前向きで合理的だ。「本番に弱い日本人」と思い込んでいる自分が、いかに時代遅れの考え方に染まって …

ジャーナル(4日)、日本サッカー、攻めなきゃ勝てない

東京五輪サッカー、準決勝スペイン戦。勝てばメダル確定の大勝負。ひょっとして勝てるのでは、そんな期待感を抱かせる日本チームだ。準々決勝のニュージーランド戦は予想外に手こずった。スペインの方が戦いやすいのではないか、気まぐれ …

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