消費税1%への減税について記者団の取材に応じる高市早苗首相=7月30日午後、首相官邸(春名中撮影)

産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)は8、9両日、合同世論調査を実施した。高市早苗内閣の支持率は前回調査(7月11、12両日実施)比0.9ポイント増の62.5%で、ほぼ横ばいだった。支持率は前回調査まで3カ月連続で下落していたが、下げ止まった。不支持率は同1.2ポイント増の32.0%で、4カ月連続で上昇した。

政府が進める飲食料品の消費税率を来年4月から2年間、8%から1%に引き下げる減税について尋ねたところ、「賛成」が52.9%で「反対」の40.6%を上回った。ただ、2年後に税率を戻すとする方針には「反対」(49.9%)が「賛成」(42.6%)より多かった。減税の財源を示さないまま、方針を決定したことについては「評価しない」が61.5%に上り、「評価する」は30.9%にとどまった。

先の特別国会で成立した改正皇室典範を巡り、改正を「評価する」は50.5%だったのに対し、「評価しない」は39.1%。ただ、改正に関する政府の説明は「不十分・どちらかといえば不十分」との回答は計55.8%で、「十分・どちらかといえば十分」の計37.5%を上回った。今後、再び皇室典範を改正し、女性天皇を認めるべきかどうかを尋ねた問いには、78.1%が「賛成」と答えた。

また、熊本地震の復旧・復興に向けた対応について「評価する」が88.8%に上った。政府の物価高対策には「評価しない」が64.7%に達した。

政党支持率は、与党が自民党32.5%(前回調査33.1%)、日本維新の会2.4%(同2.0%)だった。野党は国民民主党5.2%(同3.9%)▽参政党4.7%(同3.0%)▽共産党2.5%(同2.9%)▽立憲民主党2.0(同2.3%)▽日本保守党2.0%(同0.4%)▽中道改革連合1.7%(同3.0%)▽公明党1.4%(同0.8%)▽チームみらい1.2%(同1.7%)-などの順だった。