
林芳正総務相が、高市早苗首相(自民党総裁)から17日の内閣改造に関して意向を確認され、林氏は留任したい考えを伝えたことが11日、分かった。首相は閣僚や党幹部人事を総合的に判断し、近く林氏の処遇を決める方針だ。複数の政府・与党関係者が明らかにした。
内閣改造では、来年9月の総裁任期満了に伴う次期総裁選でライバルになり得る林氏の処遇が焦点になっている。
昨年10月の総裁選で首相と争った4人のうち、小泉進次郎防衛相、小林鷹之党政調会長、茂木敏充外相の3氏はそれぞれ留任する方向となっており、処遇が決まっていないのは林氏だけとなっている。
林氏は高市政権で入閣した後も総裁選出馬の意欲を語っているが、高市内閣の一員にとどまれば、首相の対抗馬として立候補しにくい状況となる。一方、出馬に備えて閣外に出た場合は「反高市」勢力の結集軸になる可能性がある半面、党内で非主流派に追いやられる公算が大きい。
▽<独自>高市首相が林総務相に留任打診、近く受諾するか判断 尾崎、佐藤両副長官は続投へ<産経ニュース>2026/9/11 21:57

高市早苗首相(自民党総裁)が17日に実施する内閣改造で、林芳正総務相に留任を打診したことが分かった。林氏は受諾するか否かを近く判断し、首相に伝えるとみられる。複数の政府・与党関係者が明らかにした。内閣改造では、来年9月の総裁任期満了に伴う次期総裁選でライバルになり得る林氏の処遇が焦点になっている。
昨年10月の総裁選で首相と争った4人のうち、小泉進次郎防衛相、小林鷹之党政調会長、茂木敏充外相の3氏はそれぞれ留任する方向となっており、処遇が決まっていないのは林氏だけだ。
林氏は高市政権で入閣した後も総裁選出馬の意欲を語っているが、高市内閣の一員にとどまれば、首相の対抗馬として立候補しにくい状況となる。
旧岸田派(宏池会)出身で、岸田文雄、石破茂両政権で官房長官に就任。財政規律を重視する立場で、日中友好議員連盟の会長を務めたこともある。首相とは経済財政政策や外交面でスタンスが異なる。首相の後ろ盾である自民の麻生太郎副総裁とは距離がある。
昨年の総裁選では1回目の投票で首相、小泉氏に次ぐ3位だった。党員・党友の支持拡大を念頭に地方行脚を強化しており、6月の党島根県連会合で「志を持ち続けていきたい」と首相・総裁の座に意欲を示した。
ただ、留任の打診を断れば党内で非主流派に追いやられる公算が大きい。林氏周辺は「首相からの打診は受けるべきだ」と語った。
首相は、衆院議員の尾崎正直、参院議員の佐藤啓両副長官を続投させる意向を固めた。木原稔官房長官の留任は固まっており、官邸中枢の体制を維持する。