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タグ : 経済の行方

ジャーナル(28日)、「底を突いた余剰貯蓄、米経済に忍び寄る個人消費急減速の足音」、どうやら米国経済はピークを打ったようだ

タイトルに掲げたのはブルームバーグ(B B)が28日(日本時間)の未明に配信した記事だ。記事は次のような書き出しで始まっている。「新型コロナ禍の時期に積み上がった家計の貯蓄は過去数年間、米国の消費者が物価高を乗り切る助け …

ジャーナル(4日)、高金利で潤う米国巨大企業

昨日配信されたブルームバーグ(B B)の記事が面白かった。タイトルは「際立つエヌビディアの利子収入、金が金を生むー米企業に高金利の恩恵」とある。インフレの進展を止めるべくパウエルF R B議長は昨年来、政策金利を連続して …

ジャーナル(3日)、「増税メガネ」に新たに「恩着せメガネ」、岸田内閣の“悪循環”

先週の金曜日(31日)に発表された注目の米4月個人消費支出(PCE)価格指数の伸び率は前年同期比2.7%上昇、前月比横ばいだった。一方、個人消費支出の伸びが鈍化し、市場ではソフトランディング期待が再び高まった。インフレの …

ジャーナル(29日)、大統領選を直撃するか、“消えたアメリカン・ドリーム”

米国といえば誰もがすぐ思い浮かべるのが“アメリカン・ドリーム”だ。一発当てれば頂点に君臨し、大金持ちになれる。思想、信条、宗教、人種によって差別されることはない。国内外の若者がアメリカン・ドリームを夢みる。どんな苦労もい …

ジャーナル(23日)、長期金利1%で動揺する日本、「金利のある世界」への移行期特有の反応か

長期金利の指標となっている10年国債の利回りがきのう、一時的に1%を超えた。これを受けてマーケットは「先行きの金利上昇懸念が強まっている」と過剰反応している。21日付けの当欄「『金利のある世界』、構造改革が当たり前の世界 …

ジャーナル(14日)、経済を考える一つの視点、「トリクルダウン」か、「トリクルアップ」か

なんとなくぼんやりとした「不満」が胸の中でさざめいてる。日本人は、いや、日本はこの先、何を基軸として未来に向かっていこうとしているのだろうか。政治家も、財界人も、学識経験者もこの点について多くを語らない。語っている人はい …

ジャーナル(10日)、減り続ける実質賃金、4月以降の動向に注目、賃金をめぐる構造問題が足枷に

厚生労働省が昨日発表した3月の毎月勤労統計調査(速報、従業員5人以上の事業所が対象)によると、勤労者1人当たりの賃金は物価変動を考慮した実質で前年同月比2.5%減した。減少は24カ月連続で過去最長。日経新聞によると「給与 …

ジャーナル(1日)、円安継続、政府の介入を無視して170円台へ

今年のゴールデンウィークは財務省による円安介入のサプライズで始まった。ブルームバーグの推計によると4月29日に行った介入の規模は5兆5000億円規模と見られている。同省は今のところ介入の有無を明らかにしていないが、一挙に …

ジャーナル(19日)、円安の原因は何か?複合的な政策ミスの可能性

財界が介入を要請する事態に発展した円安、根本的原因はなんだろうか。ど素人がなけなしの思考をめぐらせてみたところで、簡単に答えがみつかるはずはない。それはわかっているのだが、ちょっとした好奇心に煽られることもある。ってなわ …

ジャーナル(18日)、止まらない円安、財界も悲鳴、はじまったマネーの空洞化

円安が止まらない。現時点(11時17分)のレートは154円ちょっとの水準。政府日銀は「行き過ぎた動きについては適切に対応する」(鈴木財務大臣)と口先介入を繰り返すだけで、円安防止に向けた具体策は一向に示さない。おそらく打 …

円安関連情報(17日)

▽財界首脳から相次ぐ円安是正要望、「行き過ぎ」と新浪氏-155円目前<bloomberg日本語版>2024年4月17日 16:14 JST 経済界から外国為替市場で進む円安について、是正を求める声が相次いでいる。米国の利 …

ジャーナル(9日)、NIMBY(ニンビー)去ってリニア復活へ、日本の未来を閉ざすエゴの退場

静岡県知事の川勝平太氏が辞任する。同知事が静岡県政にどれだけの貢献をしたのか知らないが、とかく問題の多い同知事の辞任表明をみてホッとした。これで開業の見通しが立たなかったリニア新幹線のメドがたつ。なんとなくそんな気がした …

ジャーナル(8日)、米経済は堅調持続、遠のく利下げ予想

米経済は依然として堅調だ。市場の一部にある早期利下げ期待は再び後ずれするだろう。というか年内の利下げすら怪しくなってきた気がする。経済が減速しないのだ。原因は簡単だ。労働市場が一向に弱くならないためだ。インフレが落ち着き …

ジャーナル(5日)、「サカナAI」、非日本人が主流の日本的な会社に無限の可能性

何の役にもたたない自民党の老害政治家たちによる裏金づくりと、それに関連した議員の処分という醜悪な権力闘争にうんざりしている折、日本の将来に明るい火を灯すのではないかと思われる会社があることを発見した。発見したと言うのはち …

ジャーナル(4日)、財政赤字はどこまで許容できるのか?

けさ目に止まった記事はブルームバーグ(B B)が昨日配信した財政赤字に関するもの。タイトルは「米政府債務は持続不可能-100万通りのシミュレーションで結論は一つ」。中身はというと最近「米議会予算局(CBO)は最新の予測で …

ジャーナル(22日)、利下げを示唆する「テイラー・ルール」、金融当局はどうしていつも間違えるのか

今朝なるほどと思ったのはブルームバーグが早朝に配信した次の記事。タイトルは「FRB、利下げ先延ばしで後手に回る恐れ-テイラー・ルールに従わず」。経済学や金融理論をまともに勉強したことがない身にとって、テーラールールとはな …

ジャーナル(11日)、米経済にまとわりつく“不安”、米国以上に“動揺”する日本

日米の株式市場に奇妙な“連鎖”が起こっている。そうみえるだけかもしれない。いや、事態はもっと深刻なのかもしれない。そうではなく単なる一時的な現象なのかもしれない。いずれにしても、先行きが見通せないことがマーケットの動揺を …

ジャーナル(5日)、金利差以外の円安要因、構造問題に打つ手なし、展望なき政府の経済運営

週末に元JPモルガンの為替アナリストだった佐々木融氏の「歴史的円安の裏にある『日本の構造的問題』」と題された解説をYouTubeでみた。ほとんど効果のなかった異次元緩和を10年以上続けてきた政府・日銀の金融政策。これによ …

ジャーナル(26日)、インフレは本当に沈静化に向かっているのか

コロナ禍の収束、ロシア軍によるウクライナ侵攻、この2つを契機に表面化した世界のインフレ。2022年6月には米国のインフレ率が前年同期比9.1%まで上昇した。当初、「インフレは一過性」と高を括っていたFRBのパウエル議長も …

ジャーナル(23日)、日経平均株価、34年ぶりに高値更新の背景

日経平均株価がきのう、34年ぶりに史上最高値を更新した。「失われた30年」を経た上での高値更新。まずはご同慶の至りだ。とはいえ、「なんで、いま、この時期なの」、自問しても答えはみつからない。現役の経済記者としてバブルを経 …

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